覚えていますか??
2年前のカープ杯での0-11でのコールド負け。
その後の練習で4年生(今の6年生)を集めて、、、
真剣にチームとして、どこを目標にする?って聞きました。
“どの大会でも良いので優勝たいです。”って答えてくれました。
言ったな。相手チームより練習しないと差は絶対に埋まらない。今より厳しくするから。
“え~~~っ!!”
本気で取り組まないと目標が目標で終わってしまう。俺は本気だから、みんなも本気でやろうや。
その日から、現在地と目標のギャップを確認しながら、それを埋めていく作業を行いました。
外部から来てくれる監督さんも、コーチも、グラウンドも、草刈りも、当番さんも、、、
誰のため?何のため?そこからスタートしました。
“本当の意味で野球を楽しみ、全力プレーする事で“感謝”を表現しよう。。。”
個人の力では戦えない、、、当時は思ったことがそのまま行動に出てしまうほど幼稚なチーム。
とにかくチームとしての力をつけるため、まずはルールを決め、それを守ることから始めました。
なぜその練習をするのか、、、適当にやっていたアップから意識を変えていきました。
相手チームより頑張ったと自信を持って言えるような厳しいトレーニングも課しました。
このハードな練習をお互い励ましあいながらクリアすることで、徐々にチーム力がついていきました。
クラブチームのスポーツを知らない人は“やり過ぎ”と感じたかもしれません。
でも、指導する側が諦めたら子供の目標がただのウソになる。
手を抜いたら、何より本気な子供に対して失礼。
フォローしてくれる周りのコーチに恵まれたこともあり、そこは流されないように取り組みました。
それでも結果は“準優勝”止まり。。。
力不足で、マイナーで結果を出してあげることは出来ませんでした。
それから2年。。。
メジャーに上がり、野球を基礎から指導してもらうことで、
それまででは考えられないほどのスピードで成長していきました。
走塁の意識や、カバーリング、ケースバッティングまで、、、
いつの間にか、野球の“や”の字を知って、少しずつ様になって来ました。
“野球が最高に楽しい!!マイナーは遊び、メジャーは野球。”
子供にはっきり言われました。
それほどメジャーは自分の成長が実感できるほどの場所なんだと思います。
そして、全日本予選で見事 “優勝”。
自分達の目標を果たしてしてくれました。
前評判は高くなくたって、全然気にしない。これは全国大会も一緒。
得るものはあっても、失うものは何もありません。
とにかく大事なのは初戦の立ち上がり。
始めての試合場、全国大会の雰囲気。おそらく緊張するでしょう。
でも、緊張は上手く付き合えばそんなに悪いものではありません。
緊張というのは自分が勝手に作り出すもの。
まずは、深呼吸。
心を落ち着かせたら、ミスしたらとか、負けたらどうしようとか、そんなものは置いといて、、、
自分が今、何をすべきか頭の中で整理し、ボールの軌道をイメージする。
まずは、自分と向き合うこと。。。
それさえできれば、あとは大丈夫!!
目標を達成するプロセスを経験しているみんななら、多少の困難は自分たちで解決できるはず。
言われたことに素直に取り組んだり、苦しいときは助けあったり、ダメなときは開き直ったり、、、
相手チームよりも勝っている部分はたくさんあるから。
落ち着いて、、、ベンチ見て、、、頭の中を整理して、、、今の自分が出来ることを本気でやる。
本当に本当に困ったら、山田監督や、中台コーチのところにダッシュで行くしかない!!
どのような結果であれ、もっともっと大きくなって帰ってきてください。
スマホを片時も離さず、みんなでグラウンドから応援しています!!!!