今大会の打撃スタッツ、直前の紅白戦での実力はほぼ互角。
打撃スタッツ | 打数 | 安打 | 長打 | 打点 | 盗塁 | 四球 | 死球 | 三振 | 打率 | |
Aチーム | 71 | 24 | 10 | 18 | 6 | 12 | 1 | 7 | 0.338 | |
Kチーム | 76 | 25 | 9 | 17 | 10 | 8 | 4 | 8 | 0.329 |
公式戦ではさすがに気持ちの差が出ると思いましたが、両チームの差はほとんど感じられませんでした。
こうなると、勝敗を分けるのは投手の出来。
ここでも先発のしゅうと、りくは試合を作り、たくみ、そうも完璧なリリーフ。
手に汗握る好ゲーム。両監督、コーチとも手の内を知り尽くした上での最善の選択。
延長戦までもつれるほどの展開となりました。
最後は2アウトランナー無しから、悪送球と外野フライの落球、、、2連続エラーで試合終了。
Aチームは4安打4四球4三振2エラー、Kチームは7安打1四球8三振6エラー。
結果的にはAチームたくみの好投でKチームの打線をシャットアウト。守りきった形となりました。
あっけない幕切れでしたが、両チームとも今の実力を出し切った最高の試合。
欲を出して振り返るとしたら、、、エラーの差を見てもAチームはもう少し楽に試合できたかも。
事前のプランから言えば、全員を打席に立たせてあげたいという思いもありました。
それがスコアには表れにくい走塁ミスで難しいものに、、、
積極的な走塁は相手にプレシャーをかける武器になります。打てない試合では尚更。
ただ走塁で気を付けなければならないのは、そのプレー1つで試合の流れが大きく変わること。
それを試合のなかで見極めることが難しいので、監督さん自らが3塁コーチャーに入られています。
セーフになる確証、裏打ち、根拠があって行くのはチャレンジ。感覚や相手のミス頼みは暴走。
今大会を通して、監督さん、コーチのストップがかかっていたのに行ったシーンが多々ありました。
たまたまセーフになったから大事になっていないことも、、、アウトになったこともありました。
自分だけじゃなくチームとしての野球。
ポテンシャルは高いので、もっともっと野球を勉強して、上手になって欲しいです。
とはいっても、、、最後のタイトル1冠を取れたことは非常に大きい!!
4年生はこれを自信に、メジャーでも頑張ってほしいと思います。
3年生は来年はどこも“打倒安芸”できます。
他チームはエース含めどこも3年生主体のチームばかり。そんな簡単には行きません。
これに満足することなく来年は2冠以上を目指して、冬のトレーニングに挑んでほしいと思います。
本当におめでとう!!!!!!!
P.S.
清水監督の悲願って?聞かれました。
知らない方も多いと思いますので、、、
事の発端は2年半前のキリンレモン杯。
この大会は、清水監督就任後初の2チーム体制。
Aチームはこの前までメジャーにいた、たけゆう、ほうま、りゅうあ、けんた、こうた、ひろき、るか、、、
Kチームはもりやま、のはやま、てっぺい、体験なのに強制参加のすんみん(笑)、てった、りょう、、、
結果はAチームが初戦 1-9●広島西A
Kチームが初戦 4-1〇広島西B 2回戦4-11●広島北(メンバー不足で勝敗関係なく失格)
試合前に勝ったら焼肉を約束していた監督は思い切ってグラウンド横で自腹の焼肉パーティーを開催。
その挨拶で、“いつかはAとKで決勝戦が出来たら、、、”この時はさすがに冗談だと思っていました。
でもそこは子供との焼き肉の約束までを守る男。
ちょうど2年前の総会。全員が集まる場で、
“もっともっと人数を増やして、いつか安芸A対Kで決勝戦が出来るようにしたいです!”宣言されました。
そこからは“清水監督の悲願”として人集めを開始。
ビラを1000枚用意し午前中は練習をオフ。何班かに分かれ、町中ビラ配りをする日もありました。
なかなか成果が出ず、もっとビラを配らないと、、、と言っていた矢先。
山田監督から、“今の時代は絶対にホームページ。他のチームもこれで人を集めている。”
これが金言となって今のマイナークラス30人態勢が誕生。
試合前日には、その山田監督の全面協力によりグラウンド2面をフルに使い、
メジャーの選手が全員が補助に回って最終調整するシーンも、、、
たくさんの方々の協力があって、夢のA対Kでの決勝戦を実現しました。