マイナーを通してこの年代、初のタイトル獲得。
大会を通じて、よく投げ、よく打ちました。
決勝戦も準決勝同様、打線が爆発。
序盤から得点を重ね、気づけばコールドゲーム。
自信がついたのか、打席で雰囲気のある選手が増えました。
2回の攻撃では積極的にいった当たりがまさかのゲッツー。
その後の流れを決める上で、重要なターニングポイントとなる場面。
2アウトランナー無しの状態からでも、ランナーをため、一挙4得点。
これが今大会の強さを物語るハイライトとなりました。
ただ、今日のMVPは何と言っても先発りょうた。
5回を被安打1、無四球、4三振、無失点と完璧な投球内容。
上ずった球は3球のみ。あとは全て低く制球され、内野ゴロでアウトの山を築きました。
アウトのうち半分が内野ゴロによるもの。
バックもミス無くよく守りましたが、それは投手のテンポと無四球によるものでした。
途中からは、打たれる雰囲気の無いゾーンに突入。
終わってみれば、初回、野手の間に落ちたヒット1本のみ。
安心して試合が見れました。
キャッチャーのリードも冴えました。
初回から相変わらず強気なリード。
面を食らった相手チームの4番に仕事をさせず、
唯一、3人に19球を使った2回は、追い込んでから慎重にボール球を見せる余裕も。
フルカウントから2人を抑えました。
1人目は初回入らなかった変化球を早いカウントで使い、最後はストレート勝負。
2人目は変化球が入ると見るや、ストレートを5球続けてからの変化球。シビれました。
この球は何とかファールで逃げられましたが、その後も三振が続くことは想像出来ました。
去年と比べ、左が1枚無い分投手力は落ちると考えていましたが、心配を大きく裏切ってくれました。
今年もまだまだ。中四国、西条市長、西日本選抜、卒団大会と目白押し。
難しい試合が続きますが、どこまで行けるか。。。
投打が噛み合えばどこまでもいけそう。
そんな気持ちにさせてくれる“優勝”でした。