今週末から由宇球場行われるカープ杯。
マイナークラスの変化球が禁止されることが決定しました。
これは試験的に導入されるもの。
リトルリーグ以外の連盟はどこも変化球を禁止しています。
目的は、投手の肩/肘の障害、故障を防ぐため。
まだ、体の出来ていない4年生以下の子に変化球は負荷が大きいと
考えられているからだと思います。
変化球の全てを一括りにして、禁止するというのは、
言いたいことがある人もおられるとは思いますが、、、
いずれにしても、間違った“投げ方”で変化球を多投すれば、
どんな人でも故障するリスクがあることだけは容易に想像できます。
本当に大事なのは変化球を投げないことではなく、今の時期になぜ
変化球を多投するべきではないのかを子供に理解してもらうこと。
これが故障や障害について考える、良いきっかけになればと思います。
では実際どのボールが変化球と判断されるのか?
これは予想でしかないですが、実施している他リーグの規則を見る限り、
“審判”が変化球と判断すれば変化球となるみたい。。。
確かに、審判を経験されたことがある方は解ると思いますが、
故意に変化球を投げた場合は、100%解ります。
ただ、わかりにくい球質を持った投手がいることも事実。
これは、投球練習含め見極める必要がありそうです。
結論から言うと、
ストレート、スローボールはOK。
チェンジアップはグレーゾーン。
ツーシム、カット系はおそらくNG。投球練習からすべてのボールが同傾向なら、、、
カーブ、スライダー、シュート、フォーク等は当然NG。
すみません、やっぱ当日の審判/監督会議終了までは解りません。
目的からすると、型や肘に負荷のかかってそうな回転のボールは
全て変化球と判断されても致し方ないと思います。
いずれにしても、投手に有利に働くことはありません。
でも、打者には圧倒的に有利に働きます。
この条件は、どのチームも同じ。
ストレートと、スローボールだけで打者を翻弄できれば本物です。
かわすことも十分な技術ですが、縛りがある上での真っ向勝負。。。
今から、楽しみです。