週末の練習試合。
メジャーもマイナーもコテンパンにやられてしまいました。
本当にたくさんの課題を洗いざらいにしてもらいまいた。
たくさんの点を取られて、少ししか点を取ることが出来ませんでした。
これが今の実力。
その現実をしっかりと受け入れて、前に進んでいかなくてはなりません。
野球は、勝つと負けるの2つしかありません。
やるからには勝つために一生懸命になるのは当然のこと。
負けるにしても、どうせ負けるなら最後まで戦って負けて欲しかった。
大量点を取られた直後、ここの乗り切り方次第で、全然結果と点差が変わったと思います。
「元気出して!!、声出して!!」言われちゃいますよね。
マイナークラスの練習試合翌日に、森川コーチが大切なことを教えてくれました。
何で声を出す必要があるのか理解できている子は何人いるかな??
“野球は気持ちが大事なスポーツ。自分の気持ち次第で結果が大きく変わってくるんだよ。”
声を出すことなら誰でもできます。
“野球が出来なくても大きな声は出るやろ。”言われてると思います。
確かにそうなんです。
でも、実際は野球が上手な人ほど声が出て、下手な人ほど声が出せません。
実は、プレーの最中に声を出すことって意外と難しいんです。
1つ1つのプレーに集中して、プレーを“見て”いないと声は出せないんです。
マイナークラスで最上学年となる4年生にはそのレベルが求められて当然ですが、、、
まずは、それ以前のプレーの前の心構え。
相手に勝ちたい!いいプレイがしたい!速いボールにくらいつきたい!前に出るその勇気!
弱くて下手くそな自分を奮い立たせ、相手に向かっていく強い気持ち、、、
そのための、大きな声がもたらす重要性を理解させていました。
相手と戦うという土俵に乗っていない現状を変えることが出来る起爆剤。
まずは、各個人個人の意識から。。。
自分を奮い立たせるだけの“声”が出せるように、しっかりと準備して次回の練習に来て欲しいと思います。
バックナンバー・・・2017/10/9(祝) 気合い十分の選手たち
いつの時代も一緒なんですね(笑)
P.S.
今年のカープは期待薄な試合が続いていますが、、、
無観客の試合で気づいたことってありませんか?
プロ野球選手は声も出さず、いつも涼しい顔で簡単にプレーしているように見えます。
でも、事実は全然異なります。
打った瞬間に全員が、「ショート!!」
ショートが動き出したら「1つ(1塁)!!」
ランナーが走ったら「行った、行った!!」
ボールが上がったら「オーライ、オラーイ!!」
キャッチャーが弾いたら指を指してダッシュで「左、左!!」
全員がカバーに走りながら、時には大きなゼスチャーまでして味方に伝えようとしています。
バックネット裏でも外野手の声までもが、はっきりと聞こえてきます。
あれっ!?言ってることって意外と少年野球と一緒じゃん。
先日もセカンド後ろのフライで菊池選手と鈴木選手が大きな声を出し合って、落球を防いでいました。
声で結果を変えているシーンって、実はよくあるんです。
普段は涼しい顔でスーパープレーを連発するプロの選手ですらも、
普通のプレーでも、そして不測の事態が発生したときでも、球場にひびき渡るほどの大きな声を張り上げ、
それに影響されコンマ何秒でプレーの結果が変わり、それが勝敗までも左右する。
抜けるか、止めるか、捕るか、落とすか
たかが1つのプレー、1つのアウト、されど1つのプレー、1つのアウト。。。
その1つのプレーに人生と生活が掛かっているプロの“声”にも注目してみてください。
もしかしたら、公式戦の声掛けは一生聞くことが出来ないかもしれません。