優勝までたった2失点の差。
5回裏2アウトまで、優勝カップに手がかかるところまできていましたが、
その後の3失点で、自分たちでそれを滑り落としてしまいました。
決勝リーグ:1試合目 広島北/佐伯/山口東連合 3-8 広島安芸 〇
運も味方につけ、チーム全体で8安打、8打点を付けました。
先発そうじろうが5回1/3を3失点にまとめ、4番りょうが3打数3安打の4打点。
投げるべき人が投げ、打つべき人が打つことで、勝利を手繰り寄せることが出来ました。
決勝リーグ:2試合目 広島安芸 2-7 広島西 ●
打撃も守備でも負けているチームに対し、終盤まで互角の試合が出来ていました。
先発ゆうたは想像以上の出来でしたし、緊急で入れ替えた守備も結果を出してくれました。
最後も決して相手チームに負けたわけでもありませんでした。
敵は“己”の中にあり。。。自分たちに負けてしまいました。
最後は2四球、3エラーがからんだ4失点と、サインミスでの1失点で自滅。
何でもないゴロでしたが、それをさばけるだけの集中力がチームに残っていませんでした。
“まだ終わってない。最後まであきらめるな。”
ベンチだけでなく、お母さんまでもが声を掛けてくれました。それも届きませんでした。
そう。プレーしているのはグラウンド内で試合をしている選手。
自分たちで気づいて、自分たちでこれを乗り越えなければならないんです。
大きな課題はそこだけ。この部分さえ変わることができれば、大きく成長できるはずです。
試合を通して、成長を感じる部分もたくさんありました。
外野は見たことないくらいゴロを後ろにそらさない意識がありましたし、フライも挑戦できました。
何もせずに三振だった打撃も、バントの構えをしたり、何とかしてやろうという意思が見えました。
俺が俺がでバットを振り回していた選手もボールを見極め、四球を選ぶことができました。
そして何より、失点を気にして試合をするのではなく、完全優勝しようとする意志が見えました。
それでも結果は悔しい悔しい“準優勝”。
勝ちたい!負けたくない!という気持ちが相手の方が勝っていたということ。
差は、この気持ちの部分とコンディショニング、そして打撃だけだと思います。
ライバルチームの4年生はコロナ自粛期間中も、バットだけは毎日振ったと聞きました。
それに対して、安芸リトルは毎日振った選手と、何もしていない選手の差が目に見えて開きました。
今すぐに変わらなければ、もう追いつけないところまで来ていると思います。
ただ、今すぐに意識が変わることが出来れば、劇的なレベルUPができると思います。
3試合で18三振ではさすがに“優勝”することが難しいことくらいはわかると思います。
ライバルチームに成長させてもらって、ここまで来ることができました。
試合を重ねる度に、課題と収穫を明確にしてもらいました。
4年生は泣いても笑っても次がマイナークラス最後の試合になります。
勝っても、負けても、弱い自分達に打ち勝てるだけの力を身に着けて、
メジャークラスへと羽ばたいて欲しいと思います。
P.S.来週からはメジャークラスの大会が開催されます!!