クールダウンも時間をかけてしっかり行います。
2/12(祝) 体力測定に新メニュー登場

練習したかった土曜は雨天中止。日曜は午後のみ。

月曜(祝)ようやく1日練習が出来ました。

 

いつものアップ、1000m走のあと、体力測定を行いました。

この体力測定、とても大切なんです。

年3回くらい定期的に開催されるのですが、毎回記録が書かれた賞状がもらえます。

これを取っておけば、どのくらい成長したか一目瞭然。頑張りが数値で解るようになっています。

 

恒例のベーラン、遠投、ヘッドスピード、ストラックアウトに加え、ロングティーが新設されました。

ロングティー。一定の条件で記録を取るため、ティースタンドにボールを置いてフルスイングします。

 

止まってるボールを打つって、年末の親子対決で解ったと思いますが、意外と難しいんです(笑)

投げたボールを打つ方が、はるかに簡単です。

バッティングが上手な選手でなければ、ボールが遠くに飛びません。

特に悔しい思いをしている4年生に練習意欲が出てきているので、少し詳しく解説します。

 

ティースタンドにボールを置いて打つ。(厳密には吊るした方が良いですが、、、)

バッティング(特にミート)が上手になるためにとても良い練習と言われています。

当然ですが、大谷選手や広島カープの選手もやっています。(キャンプや、試合前バックネット側を見て。)

 

メリットは5つあります。

1:力が伝わるインパクトポイントを見つけられる。

  ボールが飛ばなかった人。どこで打てば良いか解っていないかも。

2:ボールを最後まで見るクセをつけれる。

  ゴロを打った人。目を早く切るとズレて、狙った軌道になりません。

3:一定のボールが繰り返し打てる。

  “フォームを固め”を行うことができる。

4:高さ、コース、ポイントが緻密に変えられる。

  アウトロー、インハイぎりぎり、軸の前後も緻密に設定できます。

5:自分の正しいと思っているバッティングが、本当に正しいか知ることが出来る。

  これが一番。本当に芯?少し先っぽじゃない?バットの軌道は思った通り?

 

ど真ん中の甘いボールが、遠くまで飛ばないのは、自分がしているイメージと現実にギャップがあるから。

苅田コーチも全員のバッティングフォームを動画で撮影し、配信する取り組みをしてくれています。

 

先週の練習試合の振り返りでは“悔しかった”という言葉をたくさん聞きました。

まずは、そう思えるのは大切なこと。

 

体力測定とはいえ、野球に直結する動きを厳選し、考えられた種目が並んでいます。

測定が終わったらそれで終わりではなく、野球に必要なものととらえて、

イメージと現実のギャップを埋めることから始めると良いかもしれません。